Best of Me

出会えて幸せだったことを忘れないように🍀

夢が醒めるとき

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

読む時間によってご挨拶です✨

 

いつもいつも筆者と言っておりますがサクルです。どうも。このハンドルネームずっと愛着があって、嫌なことがあって何度か変えたけど結局これのままです(笑)つけてくれたフォロワーさんはTwitter辞めちゃったんですけど大切に使ってます。

 

明るく書くことが私の目標だったんですけど、明るく書くためにはまずいい加減引きずってるもの全部精算しようと思って、今日はそれを精算します。

 

悲劇のヒロインではないけどそういうふうに読んでいて感じるかもしれません。感じ方はそれぞれなので構いません。けれど、一年たった今でも起こったことを引きずっていますし、今はもう傷は薄れたけれど度々思い出して悲しくなることもあります。でも誰でにでも起こりうることなので、どうかこの記事を読む人にはそんな目に合わないでほしいです。そんな思いで一年前にあったことを書き連ねようと思います。

 

悲しいこと書く前に一旦ジンくんを見て気分をアゲましょう(笑)

 



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Epiphany めちゃくちゃ良かったですね!このことはまた別に書きたいです。RJかわゆ。

 

常々言ってますが私は声優の追っかけです。今はバンタンにすっかり虜になっているのでヲタ活はお休みしていますが、12月には遠征もする予定ありのまだまだ年内は声ヲタです。小さい頃からなんとなくアニメや声優が好きで、お金をかけ始めたのは大学生になってからです。コンサート、イベント、リリイベ、ラジオ公開収録、中には遠征することも。というかほとんど遠征してました(笑)高速バスはもはや布団w

 

追っかけてると疲れることもたくさんあるけど、席が近かったり、ラジオでお手紙呼ばれたりするとやっぱり嬉しいし、お芝居が好きだからこそ近くで見ることのできる喜びってやっぱり最高だなと思うんです。

 

私はもともとKさんという方を固定で追いかけていたのですが、あまりにも彼が多忙なことや私が疲れてしまい追いかけることはやめ、違うOさんをゆったり応援するようになりました。Oさんは私の好きなゲームのキャラクターの声を宛てていて物腰柔らかでとても可愛らしい方です。それが1年半ほど前。

 

そして、K-POP界にも新陳代謝があるように、どこにも栄枯盛衰というか時代は変わるときが来るのです。声優業界も言わずもがな。昨年の夏、私は若手声優さんの中にとても素敵な役者さんを見つけたのです。Aさんにしておきましょう。

と、言っても役からではなく彼がコンサート出演したあとの写真をTwitterで見かけて『か、かわいい!!』とまぁ顔ファンになったのです。今考えても声ヲタと言っていいのか面食いと言っていいのか、ですよね。

これが1年前です。

 

Aさんはこれから売り出される!というところで、ちょうどユニット活動のコンサートがありすぐチケットを取り参加しました…チケット取るためにファンクラブ入って秒で辞めました。めっちゃ無駄金!もうしない!

 

近くで見ることもできて、そしてすぐラジオ番組を持つことも決まって、お芝居も日に日にレベルアップしていくA。見ていて応援していてとてもとても幸せでした。

Aはユニットを掛け持っていて、大人数のほうが歌手活動や番組をしていてますます忙しくなっていきました。しかしそのタイミングで私は留学に行かねばならず彼の応援はそのコンサート1回のみ。あとは日本にいた頃にラジオでメールを3回読まれた程度でした。

 

断腸の思いで海外でイベント禁生活をおくり、日本のサーバーにパソコンをつないでできるだけリアルタイムでラジオや番組を見るようにしました。もちろんハッシュタグTwitterでつけることで彼のためになるとそういうアカウントもあったくらいです。

 

そして海外暮らしにも慣れた二ヶ月後についに自体は起こってしまったのです。

それは彼の誕生日でした。

 

大好きな応援している彼の誕生日、多くの人が祝っていました。若手ながらもハッシュタグをつけられていて私もそれを見てとても嬉しかったのです。しかし…

 

その夜お誕生日だから、と掲示板を覗いたのです。それが地獄の始まりでした。

 

私の当時のアカウント名がさらされ、『祝うな』『キモい』などと書き込まれていました。正直、私も盲目なところがありますからそう書かれることは仕方ないと思えました。しかし、遡ると海外にいて行ってもいないはずのイベントに行っている事になっていたり、全く参加していないのに席番号を書かれ、全く知らない人の写真がはられ『サクルブスやん』『芋は現場くんな汚れる』『つるんでるやつもクソ』などと書かれていたのです。

それがとてもショックでした。それに、私にも数人仲の良いファンがいて、その人たちのことも言われのない悪意ある言葉が事実無根のものをあたかも事実のように仕立てていました。

 

あまりにも驚き、正直に言うと書いている人たちの気持ちも理解できませんでしたし、私ではない写真を勝手に撮られ載せられてしまった人のことを思って辛いですし、なにより私と出会ったせいで悪口を書かれてしまう人を出してしまったことにとても傷つきました。

 

その日は泣きつかれて眠り、翌日からはものを食べられなくなりました。あんなに美味しかった海外のお菓子や甘いケーキも何もかも受け付けない。それなのにストレスから体重は10キロ近く増え、外交的だったのに外に出ることが嫌になり閉じこもる生活になりました。

 

日本にいるわけでもないのに、外に出ることもできない。何を言っても嫌われる、なにより好きなものを好きと言えないこと、好きな人たちと好きなことを語ることが社会からは拒絶されていること、それに耐えられませんでした。体調はもちろん崩し、気管支炎や感染症にもかかって散々でした。

 

 

そして私はTwitterの人間関係から逃げました。3年以上仲良くしていた人もいました。一緒にコンサート行こうねと約束した人も。すべてを振り切ってアカウントを失くし、アニメを見ることもやめ、ただぼーっと本を読んで課題をして泣いて疲れて寝る日々になりました。

 

そうして過ごす中で、私は大きな勘違いに気づいてしまったのです。そしてそれによって私は立ち直るきっかけを得ることができました。

 

彼らはアイドルではありません。歌いますし踊ります。最近の声優はもはや既存の声優という仕事量ではありません。握手会、頭ぽんぽん会、度重なるリリイベ、もはや彼らの本質を見極めることは難しいです。

 

私はアイドルであってほしいと彼らに理想を押し付け、これを好きでいればとりあえずは声ヲタっていっていられる。声ヲタっていうカテゴリーにいられて、そしたら私は一人じゃないんだと、そう思っていたんだと思います。

 

そうすると冷静になってきて、Aの周りに集まるそうした発言をする人たちのことをやはり許せないと思えたし、そういう人ばかりが集まるAの中にも多くの欠点を見つけるようになり、Aを嫌いになりしました。今は画像を見てもスルーできますが当時は顔を見るのも嫌で徹底的に避けていました。おかけで自衛のスキルは人一倍上がりました。

 

そのタイミングでTwitterに復活し、もともと追いかけていたOの情報収集と、かつて繫がっていた人たちをIDがわかる人らだけでもと探して新たにTwitterをスタートさせました。

私が辞めた理由を彼女らは知っていました。やめる決断を伝えたから。

 

するとある時全く知らない人からDMが来ました。それはわたしのフォロワーさんのフォロワーさんで、なんと彼女も同じ目にあったというのです。若手声優Bのファンで。彼女はファッションが好きで、Bの接近に行くよりはお洒落をしたいから全部行くわけじゃない、でもお洒落して気合入れて現場に行くとそれすら悪口を書かれたと。ものも喉を通らなかったと。

フォロワーさんがわたしのことをその人に伝え、どうにか共感できる人はいる、一人じゃないことを伝えられないかと直接メッセージをくださったのです。

 

その人は言いました。

『見たこともあったこともない、匿名で書き込むような人たちに私達の価値を決められることはない。私達の応援したいという気持ちや好きという気持ちを不当にその人たちに捻じ曲げられていいことなんてない。胸を張っていきましょう。まだ前は見えなくても、あなたらしくて何も悪いことはありません』

そう言ってくれました。

 

同じ体験を、辛い思いをした人からの言葉に私は傷ついた当時よりも涙しました。

 

それ以降この件に惑わされることもなく無事帰国し、ゆったりとヲタ活に戻ることができました。

 

ひとえに彼女の言葉のおかげだったのでしょう。

 

そして彼女の言葉はさらに私の心に何かを浮き彫りにしました。それは、私が本当に声ヲタではなかったことです。私はアニメに当てられた声が好きでした。お芝居が好きでした。本質はそこだったはずなのにいつしか周りに合わせて着飾ったり、高くて集めたくもないグッズを買い込み痛バッグをつくったり、ずっとやめたくて、している意味がわからなくなっていました。

そうしたことをもうやらなくていいのだと。私が価値を置くものに対価を払えばいいこと、好きならばマナーやモラルを守っている限りそれらの気持ちは誰にも侵されなくて良いこと。私はどこかで履き違えていたことにそこで気づいたのです。

 

 

そこで私の夢は醒めました。

 

こう言うと悪いことのようですが、むしろ正解だったのだと思います。

振り返っても、大してうまくもない歌に大金をかけていたし、意味もなくツアーに参加していたり、買ったきり開けたことのないグッズの山。いつまでもオタクキモいと少しでも思う気持ちを隠せないこと。(自分自身への偏見です。)

 

夢から冷めてそれらを手放しました。するとすっとOを応援することに専念できるようになり、心も軽くなり、楽しめるようになりました。

 

 

ものすごく傷ついたけれど、その傷が私を夢から醒まして、本当は楽しむためにある趣味の本質に気づかせてくれたように思います。今となってはいい思い出です。

 

あー!やっと精算した!!スッキリ。もう今は割り切れてます。夢から醒めて。よかったなぁぁ〜!!!

 

次の記事では夢から醒めた私が夢を見つけることができたことを書きます!

 

相変わらず終わりが足早だけど私の過去の精算ができて勝手に満足しています!!!

 

元気100倍Anpanman~~~!

 

https://youtu.be/qkLMPihvKaQ